涼しい風が吹き始めると月のきれいな季節になってきますね。秋の澄んだ夜空に浮かぶぴかぴかの満月をじっと見つめていると、その光に吸い込まれていくような感覚を覚えます。
さて、みなさんは月の名前をいくつ知っていますか?
新月、満月、半月、三日月くらいはわかりますよね。上弦の月、下弦の月ってどっちが満ちる途中の半月だっけ?なんて思う方も多いのではありませんか?そういう私もそうなんです(恥)
他にも素敵な月の呼び名がたくさんあります。
半月のことは『弓張り月』、三日月のことは『眉月』ともいわれていますね。
夕方西の空に見える『黄昏月(たそがれづき)』
夜の月は『宵月(よいづき)』
明け方の空には『有明月(ありあけづき)』
新月で月の見えない夜は『星月夜(ほしづきよ)』
十五夜の月『望月(もちづき)』は日の入りのすぐ後にでてきます。翌日は30分ほどえ遅くでてきます。日が沈んでからしばらくためらって昇り始める月ということで、ためらうという意味の『いさよう』月とよばれるようになったそうです。
十七夜の月は立って待っていると出てくる『立待月(たちまちづき)』
十八夜は座って待つ『居待月(いまちづき)』
十九夜は座っても待ちきれず横になって『寝待月(ねまちづき)』もしくは『臥待月(ふしまちつき)』
二十夜になると、夜も更ける頃にならないと月はでてきません。『更待月(ふけまちつき)』
こうしてみると、人はいつも月を待っているんですね。私たち日本人は本当に月が好きなようです。月は満ちては欠け、欠けては満ちると常に形を変えています。私たちの祖先はその月をしみじみと味わっていたのでしょうね・・・。
今は何事も移り行くスピードが早く、しみじみと味わう事の少なくなった現代社会ですが、時には好みの飲み物を片手に空を見上げて色々な思いを巡らせてみてはいかがでしょうか・・・。
ここでオススメカレンダーは『月暦』です。
名入れ用カレンダーの【絵入り文字】のカテゴリーに掲載しております。月と人間のバイオリズムも密接な関係があるとか・・・。
2009年は月と共に元気にお過ごしください。
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